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「恩を仇で返す」とは、まさにこのことだ。自営業者になり気付いた”固定給というノンリスクの快適さ”に怠慢だったわたし
2年前、フリーランスになったとき、このような記事を書いた。20年も雇ってくださった前社に対して、いいことを一切封印し、イヤな部分だけを書きなぐった。今更ながら訂正し、心から謝りたいたい。
20歳で起業、失敗して借金抱えて雇ってくださった会社
水道設備業で初めての社員として働いたわたし。社員をしながらアルバイトをしていたら、関連会社の社長に声をかけられた。のちの社長だ。
社長「なんで矢島君は、そんなに稼ぎたいの?」
やじま「やりたいことだらけで、足らないからです」
社長「今うちのリフォーム屋を立ち上げた社長がいるんだけど、ハウスクリーニングをする人を探している、やってみないか?」
やじま「やります!」
貯金はなく、仕事内容も理解していなけど、なんだかいけそう!という、根拠のない自信だけで、「クイーンビー」をスタートさせた。
お金・車・名刺など、すべて社長が用意してくださった。仕事もある。今考えれば、すごいことだ。しかし、仕事はできない、技術がないから当然だ。試行錯誤するも、半年で廃業。寝ずに仕事をつづけた結果、事務所の前の電信柱に車をぶつけて廃車、限界だった。
その後その社長への借金がそのまま残ったものの、その会社の事務員として雇っていただけた。さらに、土曜日は名残の巡回清掃まで残してくださり、借金を返しながら、働かせていただいた。
御恩に報えるよう、当時数店しかなかったフランチャイズの会社が全国展開するまで、必死で働いた。
「経営者の立場になって」
耳にタコができるくらい言われ続けた言葉。当時「わたしのおかげでこの会社は~」なんて恥ずかしげもなく勘違いしていたけど、今考えれば、社長がすごいだけで、誰が従業員でも、成功したんだなと思う。とにかく、ノンリスクで、20年も雇っていただいた。ありがたいの言葉しかない。
厚生年金や雇用保険がないのは「手取りが少なくなるのがいやだ」といったわたしの選択だった
いまでこそ、選択の余地はない厚生年金ですが、20年前の中小企業だった全社では、加入するかしないかを聞いてくれた。
「手取りが減るのは嫌です」
そういったのは、わたし。その後、チョコチョコあったけど、元を正せば、この言葉から始まっているのよね。
自己欺瞞と都合のいい記憶。自分と向き合うと見えてくる「起きていることはすべて正しい」ということ
2年前の記事を読んでいると、あちこちにまだ「他責」が見える。なんといっても、決めてきたのはわたしであり、その、小さな選択の繰り返しが、今の自分を作ってきた。
「思う・願うは無駄」
愚痴をいう暇があるなら、行動あるのみなのだ。
勝間和代さんがBLOGをリスタートさせ、どうしてもこのことを伝えたくなった
勝間塾のに入塾して3年目。勝間さんって、ほんとうにおもしろいんですよ。勝間さんを見ていると、自分の悩みがほんとうにちっぽけに見えて、どうでも良くなるんですよね。
たとえば、今回の記事に関しても。わたしの中では結構うじうじ悩んで考えて、この記事を書いたらどんな風に思われるかな、なんて気にするわけですが、勝間さんの場合は、悩んだらまず行動。行動によるフィードバック。失敗なくして、成功なしという実践派。
あー、やっぱりわたしの悩みなんて、たいしたことないと思うわけです。っということで、自分が次のステージへ行くために、ここに記事にしておきます。
10年後の自分へ、読み返した時爆笑するのか、涙するのか、まー、楽しみです。
さいごに
今朝、とっても嬉しいことがありました。眠くても寒くても面倒くさくても、行動するといいことがあるんですね。
自分では感謝しかない、と思っていながらも、やっぱりくやしかったり、納得しきれなかったりしていたモヤモヤ、もういい加減なしだなと思いまして。そうしたら、急に2年前に書いた記事が、こっぱずかしく、申し訳なく思ったわけです。
ゴミ箱へポイっとすれば、簡単ですが、それはできない。間違えを認め、謝罪し、許してもらえるとかもらえないとかより、自分のわだかまりと向きあって、ひとつずつ”済”のハンコ押して、次に行きたいと思います。
今年ももうすぐ終わり。わだかまりをなくして、新年を迎えようとおもい、必死にあれこれやっつけています(笑)
最後まで、お読みいただき、ありがとうございます。ちょっとダラタラ書いてしまいましたが、みなさまは、今年を振り返り、思い残すことはありませんか?
今日もみなさまに、笑いとしあわせが訪れますように♪Happy Merry Christmas!