こんにちは!「女性ライダーQuest」のマーシャです。 日々のQuest第5回目は、吉田恵里香さんの著書『恋せぬふたり』について。
ドラマから小説へ書き下ろされたこの作品。 皆さんは「アセクシュアル・アロマンティック」という言葉を耳にしたことはありますか? 私は、この本で初めて知りました。
ライダーの中に見える「個性」
現在、LGBT(あえてQとは書かずに)の方は11人に1人と言われる時代です。 (※電通「LGBTQ+調査2023」調べ)
それでも、一般社会ではなかなかその個性に触れる機会はありませんでした。ところが、バイクに乗り始めてから、不思議とそうした方々との出会いが続いたのです。
私自身も、昔からスカートが苦手でした。幼い頃から男性への憧れがあり、「強くならなければ」「家族を守らなければ」という感情を抱えてきた気がします。心は乙女なんですけどね(笑)
人生を軽やかにする言葉の数々
この本の中には、人生を生きやすくする名言が何度も登場します。
- 家族を過度に美化しないこと
- 大切な決断は、必ず自分ですること
- 周りの人は、意外と自分のことを(本当の意味では)知らないということ
周りにわかってもらいたいという気持ち、これを持っているとつらいですよね~。手放せると勝ちな気がする。
自由気ままに
バイクを上手に走らせるには、肩やひじなど全身の力を抜いてリラックスすることがポイントの一つですが、人生もそんな感じで、リラックスすればいいんだよ~と教えてもらったような気がしました。
※LGBTとは:
レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの総称。
※アセクシュアル・アロマンティックとは:
他者に対して「恋愛感情」も「性的欲求」も抱かないという気質のこと。
















