女性ライダー

バイクからガソリンがもれている!キャブレター(キャブ)車応急処置方法

「ガソリン臭い。バイクからガソリンが漏れている!」

先日我が家にやってきたBAJA。一週間が経った頃、キャブレターらしき部分からガソリンが漏れていることに気づきました。最初はわずかな漏れだったのですが、友人のYさんがおすすめしてくれたランチのお店の駐輪場に止めたときに急に大量のガソリンが漏れてしまいました。その時の応急処置方法をシェアします。

ガソリンコックをオフOFFにしてエンジン始動

バイクを安全な場所へ移動し、ガソリンコックを「OFF」の状態でエンジン始動。エンジンが安定したらオンヘ切り替えて乗り出して大丈夫です。


ガソリンコックの操作方法は、BAJAでは次のようになっています。上がON、右がOFF、下がRESERVEです。走行中はONにしておき、ガソリンがなくなりそうになったらRESERVEに切り替えます。バイクを停止する際には常に「OFF」。

キャブを硬いものでコンコンってたたく

何か硬い工具でキャブをコンコンしてください。理由は↓へ。

バイク屋さんにみてもらおう!

バイク屋さんに診てもらうことにしました。緊急だったため、地元のバイク屋には行けなかったので、別のお店に向かいました。友人のYさんは、美味しいランチの後に、いきつけのバイク屋さんも紹介してくれました。

すると、そこはなんともマニアックなお店でした。結果的に、BAJAは、社長とスタッフのMさんの手で、あっという間にオーバーホールされました。また、キャブレターからのガソリン漏れの問題も修理されました。

キャブレターからガソリンがダダ漏れする原因

キャブレターからガソリンが漏れる原因は、フロート弁が引っかかってしまっていることでした。フロートはプラスチック製の部品で、ガソリンが少ない状態のときに特に問題が発生しやすいそうです。走行後にエンジンを停止すると、フロートが下がったまま引っかかることがあり、その結果、キャブレター内でガソリンが漏れ出てしまうことがあります。

エンジンが動いていると常に振動があるため、その状態では問題ないのですが、油面が低いときにエンジンを停止し、バイクを傾けると、フロートが下がったままになることがあります。そのため、コンコンとタップして、フロートが正しい位置に戻れば問題は解決します。

フロートは油面が下がると中央にあるニードル弁が開き、キャブレター内にガソリンが送られ、キャブレター内のガソリンが満タンになるとフロートが浮き上がり、ガソリンの供給が止まる仕組みです。コックをOFFにすることで、この問題を防ぐことができます。この仕組みはトイレタンクの仕組みと似ていますね。

したがって、ガソリンが漏れても焦らず、適切に対処すれば問題ありません。しっかりと説明を受けていたつもりでも、実際に経験しないと理解できないこともあるようですね(笑)。

詳しく教えてくださったKさま、ありがとうございました。とにかく楽しくて、最高です!

※2019年1月17日訂正および加筆

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA