こんにちは! 「女性ライダーQuest」のマーシャです。 日々のQuest第7回目は、誉田哲也さんの著書『首木の民』のお話です。
尊敬する方がおススメされていて手に取った一冊。 普段は政治の話などは少し苦手意識があるのですが、そんな私でも一気に読んでしまうほど、圧倒的に面白かったです。
組織や社会の「裏側」にあるもの
物語は政治や警察、経済の闇に切り込む内容ですが、読み終えて強く感じたのは「こういうことなんだろうな」という、世の中の仕組みに対する一種の納得感でした。
高市内閣の発足前というタイミングで読んだこともあり、難しい政治の世界が少し身近に、そしてその「不透明さ」がリアルに感じられました。
お金よりも、守りたい「約束」
話は少し変わりますが、私は以前、子ども食堂のボランティアに少しだけ参加したことがあります。
そこでの意見交換で学んだのは、子ども食堂は単に食事を届けるだけの場所ではなく、「信じられる大人と接する場」なのだということです。
世の中には「お金をばらまけば解決する」と言う人もいますが、もちろんお金も大切ですが、それ以上に子どもたちが求めているのは、口先だけの偽善ではない「信頼の構築」なのだと知りました。
「自分のことをちゃんと見てくれて、約束を守ってくれる大人が近くにいること」 それだけで、子どもたちは安心して過ごせる。その話に、私は深く共感しました。
理想は、「自分を信用できる大人」
政治や警察の真実、社会の大きな仕組み……その真実にたどり着くことはないでしょう。
でも、せめて自分自身は。 自分を裏切らず、自分が一番信用できるような大人でありたいなあと思っています。
いやいや、これはあくまで理想ですけどね(笑)
余談ですが、これはKindle Unlimited(アレクサの読み上げ)ではなく、Audibleで聞きました。すると、普段AIなので、Audibleのナレーターが聞き慣れなかったです。ナレーターの感情移入が強く感じてしまって、本を聴いたというよりはドラマを観た感じになって、自分の自由な読み方が制限されてしまったように感じました。
Kindle Unlimitedは、そもそも読み間違えも多いので、Audibleとどちらがいいかというとそれぞれにメリットデメリットがありますが、私は、Kindle Unlimited派です。金額も安いし、文章も読めるので。
みなさまは、どんな方法で本を読み聞きしていますかね。


















