はじめに
この日に申込させて頂いたサーキットイベントへ参加してきました。
「サーキット場」という言葉に対するイメージは、スピード狂の人が、アクセル全開でビュンビュン飛ばして、クラッシュして、ふっとんで大けがして、人生台無しにするところ、なんてイメージがありませんか?(笑)
少し極端ですが、そのようなイメージがあり、私自身サーキット走行とは無縁だと思っていました。
しかし、2014年女性ライダーさんからのお誘いで、はじめてサーキット走行を体験して考えが変わりました。それからサーキット走行の機会をうかがっていましたが、今回BMW主催のサーキット走行に初心者クラスがあったので、参加してきました。
◇わたしのような初心者レディースライダーの方々へ
◇サーキット走行が気になる方へ
◇BMW主催のイベントがどのような内容か気になる方へ
その時の様子をご紹介したいと思います。
イベント
■概要
◇受付/車検
◇開会式/ブリーフィング
◇サーキット走行+座学
◇閉会式
◇希望者:ライセンス講習
この日は雨のため、車検がなくなっていました。受付をすませ、開会式へ。著名な講師人と各ショップの方のご紹介のあと、齋藤栄治さんより本日の流れ、注意事項、旗の説明等がありブリーフィング終了、自分の走行時間までテントで待機します。アナウンスがあると、準備して移動→走行→座学。(走行15分×4) すべての走行が終わり閉会式へ。撮影会の後、閉会式では、じゃんけん大会などもあり、盛り上がっていました。
■クラス分け(以下 ホームページよりより転載)
各自のレベルに合わせて安全に楽しんで頂くために、走行会当日はクラスとグループ分けを行いサーキット走行を行います。
【フリークラスA】レース経験者及び走行会10回以上の経験を持つ熟練者向けクラス。
【フリークラスB】フリー走行初心者などのミドルクラスからのステップアップ向けクラス。
【ミドルクラス】 先導車付きの走行クラスで追い越し、追い抜きは原則不可。更に「ハイペースグループ」と「ミドルペースグループ」とに細分化され、参加者のレベルに合わせて安全にスポーツライディングをお楽しみ頂けます。(レーシングレザースーツでなくても参加可能)
雨天のため、参加者が大幅に減ったことにより、コースは貸し切りだったと話してくださったのは、クラスAの方。
わたしは、【ミドルクラス】「ハイペースグループ」に参加させて頂き、5名~6名だったのはラッキーだったようです。60~80km走行、直線のトップスピードで100km前後。先導付きで追い越し禁止。雨走行が苦手なわたしでも、怖いと感じたり、ひやっとすることなく、とても気兼ねなく快適に走ることが出来ました。
女性ライダーも数名いて、フリークラスに参加されていました。上手な女性ライダーは憧れ、素敵でした!!
■MSPとは
「Motor Sports Pleasure」の略。以下ホームページより抜粋。
MSPはモータースポーツ全般を通した新たな「発見」「体感」「感動」の場を創造・提供します
メトロサーキットの一番の目玉は、すばらしい講師陣ではないでしょうか?!現役プロライダーや二輪会の豪華メンバーによる先導や座学は、とても贅沢でした。
主要講師陣:戸田隆さん、酒井大作さん、高田速人さん、山田純さん
わたしの参加したクラスは、山田純さんが講師でした。はじめに走行の時の注意、目標、などワンポイントアドバイスを。走行後には、先ほどの振り返り・確認と新しい課題がでました。バイクを目の前に、ステップに置く足の位置、ハンドリング走行から、雨天走行の秘訣など、座学が大変勉強になりました。「雨走行だからこそ、より丁寧な操作を意識して、いろいろ試してみてください」という教えの通り、自分なりにあれこれ考えながら走ることが出来ました。
■プロによる写真撮影
自分のライディング姿って気になりますよね。モータースポーツ、しかも雨の中でいい写真を撮るのは難しいもの。そんな時はプロにおまかせ。この日は、Racing Photo Loopさんによる撮影がはいりました。ライディングフォームチェックに、プロフィール写真に、年賀はがきに、使い方はいろいろ。奇跡の1枚に出会えるかもしれません。
■サーキット走行を通して、感じたこと・気づいたこと
スピード狂の集う場所というイメージから一転、サーキット場は、学びの場所だと気づきました。
一般道路に比べ、危険度が限りなく少ない。子供の飛び出し、落下物、対向車両がないなど、安心して走行することができました。
また、路面は一般道路よりグリップ力が高く、モータースポーツ専用のフィールドなので、過激なブレーキ操作ができるため、高速運転が可能。やはり、アクセルを開ける快感は、バイク乗りの醍醐味!!一般道路では決して味わえない感覚を体験することができました。
その中でも、一番良かったことは、自分の走行の危険度が認識出来たことです。
ついつい自己流になりがちな走行を、経験豊かな講師陣、仲間などのおかげで、客観的に見ることが出来ました。
・わたしって、目線が悪かったから曲がらなかったのか
・無意識に力が入っていたの?
・ラインどりがごちゃごちゃだった
などなど。適切なアドバイスをいただけ、ちょっとしたきっかけなのに、くるんと曲がれるようになったり、悪い癖を意識できるようになりました。
関東のサーキット場情報
◇袖ヶ浦フォレスト・レースウェイ(千葉県)
〒229-0202 袖ヶ浦市林348-1
TEL:0438-60-5270
◇富士スピードウェイ(静岡県)
◇筑波サーキット(茨城県)
◇ツインリンクもてぎ(栃木県)
(MotoGPが開催されるもてぎについてはこちら)
◇日光サーキット(栃木県)
◇ヒーローしのい(栃木県)
◇桶川スポーツランド(埼玉県)
まとめ
この日は雨!わたしは雨が苦手なので、参加をやめるか悩みましたが、せっかくの機会を勿体ない!雨の中アクアラインを渡り、なんとかサーキット場へ到着、無事走ることが出来てとても良かったです。
またお店からは、飲み物やお菓子などたくさんの差し入れがあり、先輩ライダーさんには、バイクへテープを貼って頂いたり、ガソリンを頂いたり(汗)、ランチにお邪魔したり、大変お世話になりまして、この場を借りてお礼をさせてください、ありがとうございました。
今回のサーキット走行のおかげで、さらにバイクの世界が広がりました。やっぱりバイクって、(雨でも)さいこーーですね!!(笑)
その後はこちらに参加しました!