はじめに
先日販売された「Girls Biker」はもう読まれましたか?春はすぐそこ、ツーリングに飛び出したくなる内容でしたね。この本のP18からの特集がとても勉強になったので、以前から感じていたマスツーリングに関して、わたしも記事にしてみました。
マスツーリングって何?
マスツーリングの意味は?
mass:(一定の形のない)大きなかたまり、密集、集団、集まり、多数、多量、大部分、大半、(エリートに対して)大衆、庶民
ツーリング(touring):tourの現在分詞。(視察・巡遊などの)(小)旅行、 周遊、 観光旅行、 ツアー
集団で走ること=マスツーリング。マスツーリングの定義を調べてみたのですが、特にこれといった決まりはないようです。日本語的には、二人以上で団体になるようなので、2台でもマスツーリングと呼んでいいということになりますね。わたしの肌感覚では、4~5台以上というイメージです。
マスツーリングの魅力
マスツーリングには様々な魅力があります。
まず、一人では感じることのできないエキゾースト音(マフラーから聞こえるエンジン排気音)。20台30台ともなるとかなりテンション上がります。
そして出会い。ハーレーからオフ車、ワインディングからサーキット、日本から海外など、多種多様のバイク、ライダーと出会うことが出来るでしょう。バイクの世界が一気に広がります。
さらにマスツーリングではたくさんの学びがあります。ベテランライダーの後ろにつくことで、ライン取り、ブレーキングテクニックなど、再確認出来たり、自分の不得意なことを相談すれば、経験豊富なライダーたちが、きっとあれこれ教えてくれることでしょう。ソロだけだど、自己流で自分では気づかない危険走行をしていることがあります。「人の振り見て我が振り直せ」ではないですが、他の方のライディングにも是非注目してみてください。
千鳥走行が基本
P24にの1番目。マスツーの基本「千鳥走行」が掲載されていますね。読み方は「ちどりそうこう」。2列の隊列を組み、右左右左とずれて走行します。急ブレーキをかけたときに前のバイクにぶつからずにすんだり、隊列を短くすることができます。
基本的に先頭と最後はベテランライダーです。先頭はメンバーの技量に合わせてスピード調整をし、みなが安全に走行できるように気を配ります。最後は、道に迷った人やトラブルが起きた時の対応をしてくれます。大人数ですと、間にもそのようなベテランライダーが入り、隊列が途切れてしまったときに、その途切れた先導に立ち、誘導してくれます。もし自信がないようでしたら、幹事などに伝え、無理のない場所で走行しましょう。
マスツーリング走行の注意
走る道は、一般道、無理をしないで交通法規を守って、走行しましょう。前の人とはぐれても赤信号なら止まる、車間距離を取る、スピードが速いと感じたら、後ろの方に「お先にどうぞ」というジェスチャーなどで、自分を抜かしてもらい、あくまでマイペースで走りましょう。無理をすると転倒や事故の原因となります。遅ければどこかで待っていてくれるし、前とはぐれたら、最後尾の人が連れていってくれますので、安心して走ることに集中しましょう。
まとめ
名道、観光、グルメなど、みんなでワイワイ、走り以外も楽しめるのが、マスツーリングの醍醐味です。ソロとは一味も二味も違うマスツーリングを、ぜひ体験してみてください。