ダウン症=個性。介護職で、ご高齢者と接していたり、LGBTでAllyの活動をしている中で、いつも感じる偏見や差別。情報を精査し理解することの大切さを、日々感じています。
今回、ことば磨き塾でお世話になっております、村上信夫先生や生徒さんのご友人、金澤翔子さんの書展へお邪魔しました。
詳しくは、村上先生のBLOGへ。
「実直」。この言葉は、翔子さんのための言葉ではないでしょうか。ここまでこられるのに親子二人三脚で、どれほどの苦難を乗り越えてこられたのか。「慈悲」「平和の祈り」「般若心経」。書を眺めていると、自然に涙があふれてきました。
会場には、翔子さんと同じ病気とみられるをお子さまと若いお母さまや車いすの方など、みんな一緒に楽しそうに過ごされていました。「この雰囲気、いいな~」。この光景が、この会場だけでなく、どこでも当たり前の未来になったらいいのになと、感じました。
翔子さんの無心が、腹の底にたまった汚れを、ジャブジャブ洗い流してくれたのか、すっきりと、あたたかい気持ちで、美術館を後にしました。
上野の森美術館では、9/30日までですが、全国を廻られてらっしゃるそうですので、タイミングが合いましたら、足を運ばれてみては、いかがでしょうか。
金澤翔子さん書展
2017.9.23-9.30
上野の森美術館