はじめに
先日、裕子さんの勉強会に参加した際、
・『同姓婚のリアル』著書増原裕子
販売していたので買いました。
早速読んだので忘れる前にブックレビューを残します。
坊主にクイアの剃りこみ、たくさんのエピソードに涙
・ちょっとした反抗
・フランスでお母さまにカミングアウト、二人で泣き明かした日々
・不安定な気持ち
「同性愛は人には言ってはいけないこと」とずっと思って生きてきたという言葉が印象的でした。
ゲイカップルとレズビアンカップルの対談で、性に関する質問や、配慮のない質問で心傷つけられてきた話で、自分の言葉がどうだったか振り返ることができました。
たくさんあるエピソードの中には、幼少期のつらい思い出から社会人生活までいろいろ書かれていて、時に涙がこぼれてきました。裕子さんのフランスでのお母さんの話、電車の中だったのに号泣でした。
だいぶ理解され始めた日本
つい10年前までは、自分がLGBTであることを自己開示するなど考えられなかったそう。
それが5年位前より、行政が動き出し、その動きに合わせ大手企業も参入。NHKや日経新聞などで取り上げられるようになり、認知されるようになってきたそうです。
この波に乗り、LGBTの方たちが、普通に快適に社会生活が送れるといいなと感じました。
LGBTと出会えるおススメの場所
情報があふれる現代社会において、どれに参加していいのかわからない方向けに、おススメの情報が掲載されていました。
・WEB:『ハートをつなごう学校』
・プロジェクト:『Out In Japan』
まとめ
ディズニーリゾートで日本人はじめてのレズビアンカップルとして挙式をされたお二人。まわりから
「今までで一番感動的な式だった」
と言われたそうです。
好きな人ができて、結婚して、子どもをほしいと思う。ごくごく普通の感情、わたしとみんなと何にも変わらない。そんなことが理解でき、お二人がとっても身近に感じた本でした。
・『同姓婚のリアル』著書増原裕子
お二人の会社:株式会社トロワ・クルールさま