おはようございます、マーシャです。
今回は、ツーリング幹事に関する記事です。
初めての幹事は少し緊張するかもしれませんが、みんなのやりたいを形にするのは、やはり楽しい! ぜひ、引き受けてみてくださ~い♪
こちらでは、マスツーリングの経験者であることを前提に話します。あまりマスツーリングに参加したことがないという方は、初心者だけで行くマスツーリングの記事を出していますので、ご参照ください。
そこで今回は、あなたが幹事に指名された、あるいは、みんなとどこかに行きたいな~と思ったときのコースの決め方について解説します。
日帰りかお泊りツーリングが決める
はじめに、そもそも日帰りなのか、泊まるのか、これを決めましょう。なぜなら、コースが全く変わってしまうからです。
今回は、初心者向けに日帰りツーリングの設定でいきたいと思います。
お泊りツーリングについては、また別の機会に解説したいと思いますが、この日帰りツーリングでも共通しているところもありますので、よろしければチェックしてください。
ツーリングの目的を決める
メンバーが決まったら、ツーリングの目的を決めましょう。なぜなら、目的を見誤ってしまうと、消化不良のツーリングになってしまうからです。
ここが、今回の記事のポイントです。
目的を大きく分けると、こんな感じです。
①観光スポット
温泉や観光地、有名なアパレルショップなど「観光スポット」を楽しむ。
②グルメ
ライダーズカフェやジェラート、鮮魚に丼ぶりなど 「 話題のグルメ」を満喫する。
③自然
雄大な富士山やキラキラ輝く海、美しいワインディングロードなど「大自然」を求めて。
④SNS目的
InstagramやTwitter用の写真を撮りに行きたいなど「映える」を目的に。
⑤集まるだけでしあわせ
抽象的なこちらが一番多いパターンです。ただ、行きたいよね~、そうだよね~、行こうよ~、そうだよね~。とりあえず日程だけ決めて、いざ集まったはいいけど、グダグダ~みたいな。もちろん、女子は話ができればワリとOKなのでそれも楽しいんですが、そうすると愛車がかわいそう~。
なので、①~④の内、何か一つでも決めることをオススメします。
ということで、思いっきり走りたい人にグルメや観光ばかりや、インスタ映えする写真を撮りたかったのに走ってばかりだと、楽しみが半減してしまいます。
「今回のツーリングでは、これを楽しもう!」という目的をはっきりさせておくことで、参加者は、ストレスなく2倍も3倍も楽しむことができるでしょう。
実際にツーリングコースを作ってみよう
次に、実際にコースを作ってみましょう。目的が決まれば、あとは逆算していくだけなので、簡単です。
参考までに、ツーリングコースの記事は、こちらです。
お店や観光をメインにしたツーリングはこちら。
【江の島・鎌倉】大人気エリア!海岸線×カフェのお洒落女子おすすめツーリングコース
ワインディングや絶景など、走りをメインにしたツーリングはこちら。
【伊豆・箱根】大パノラマ!富士山を眺めながら名道「伊豆スカイライン」を走り倒す!ゆる~いワインディング好き女子おすすめツーリングコース
決める順番は、こんな感じです。
1.目的地への到着時間
2.逆算して出発時間
3.解散時間
あとは、間を埋めていく感じです。
はじめから詰め込みすぎると、焦りの原因に。焦りは事故や転倒などの原因になるので、余り過ぎるくらいの余裕をとることが重要です。
ちなみに、移動距離の時間の目安ですが、
・一般道路=40km
・高速道路=80km
どうでしょう、遅く感じますか? もっと飛ばせるのでは? と思われるかもしれませんが、信号や渋滞、高速道路なら出入り口での台数確認など加味すると、これくらいの目安がおススメです。
休憩の感覚は、長くても1時間。疲れる前に止まるのが理想です。また止まるの~?くらいがちょうどいいと思ってください。単なる休憩でもいいですし、道の駅や給油タイムとからめてもOK。
少し慣れてきたら、高速道路は次のSAや出口までとか、別々に走行するのもいいでしょう。また、スムーズな道はもう少し距離を長くしたり、細かくワインディングが続く道はそれより短くするなど、1時間を目安に長短を決めるといいでしょう。
幹事が気を付けること(メンタル)
幹事が一番気を付けてほしいことは、安全と冷静な判断、です。
仮に、事故が起きて誰かが血だらけになったとしても、冷静に(笑) ちょっと大げさで恐縮ですが、焦る時間があるなら、119を呼んで救命救急処置をするくらいの冷静さが理想です。
楽しいツーリングの話なのに、なんでそんなテンションを下げる話をするの~、と言われてしまいそうですが、バイクをキライになってほしくないからなんです。
たくさんの人に出会ったけれど、トラブルに巻き込まれて、バイクを降りてしまった人もたくさんいました。それがさびしくて。
私みたいに下手の横好きだけど、ゆるゆると20年近くバイクに乗り続けていると、今だからこそ知ることができたバイクの楽しさ、みたいなものがあって。
だからせっかく取得したバイクの免許、いつまでも楽しく乗り続けてもらえたらうれしいな~と思い、ちょっとしたプッシュでした。
私も正直20代の頃は、キャミソールにサンダルで、東名高速道路に乗って河口湖のキャンプイベントとかにブイブイ参加していました。今思えば、無謀そのものですよね。
でもしっかりそのあとはつけがまわってきて、山梨県で転倒、救急車が出動する大迷惑な事件を起こしました。これについても、後日お話しますね。
ということで、常に安全と冷静さを忘れないでください。具体的には
・初心者ライダーに合わせる
・道を間違えたら素早く止まり、地図を見直す
・バックミラーで後ろを確認して、無理のない速度やライン取りか、つねに意識する
・参加者の体調や気分の変化に気を付ける
・自分よがりにならず、みんなに意見を求める
幹事って、そうだな~、部活のキャプテンみたいな感じでしょうか? 一番うまいわけではなくて、一番見渡せる人。そして、みんなが楽しい!という姿を見て、自分が楽しめる人。
少なくても、自分が自分が、という人は、幹事に手を上げないでくださいね(笑)
幹事が気を付けること(ロジカル)
では、具体的にどのようなことに気を付ければいいかを三つ紹介します。まずは、ツーリングまでにできることはこちら。
1.店舗の営業の有無とメニューや金額の確認
2.ガソリンとトイレなど休憩場所
3.みんなの集合場所までのルートと時間の把握
あとは当日、みんなの体調やバイクのご機嫌などに気を付けながら、楽しみましょう。
みんなには、「何かあれば、遠慮なく私に相談してくださいね~♪」という雰囲気を、作ってあげてください。
みんながリラックスして楽しめれば、事故はよってこないと信じています。無理のないスケジュールを強くオススメします。
ツーリング幹事になった時のコースの決め方まとめ
最後に、今回の記事のまとめです。
ツーリング幹事には、安全と冷静さが求められます。そのために、余裕のあるタイムスケジュールにしましょうというお話でした。そのための方法とは、
1.日帰りかお泊りか決める
2.目的を決める
3.幹事はここに気を付けよう
というお話をしました。
あとは、免許証やJAFなどのロードサービス確認、緊急連絡先をジャケットのポケットに入れておくなど、もしもの時の対応も共有できていると理想です。自賠責保険はもちろんですが、任意保険の確認も。
さらに理想は、下見に行って、駐車場が砂利じゃないかとか斜めじゃないかとか、行く途中に工事現場がないかとか調べるんですが、そんなことをいうと初めからハードルが高くなってやりたくなくなると本末転倒なので、この辺でやめておきます(笑)
最後に、ツーリングは、家に帰るまでがツーリングです。
解散した後にフッと気が抜けて、トラブルが起きるなんてことがないように、幹事も自宅までお気を付けて。それではご安全に、楽しいツーリングに行ってらっしゃ~い♪ もちろん、アフターコロナでね。
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