2日目は、雨の影響で思うようにまわれませんでした。その失敗から、荷物を軽くしてウエストポーチも整理して、お遍路さんに集中できる環境を整えました。
この日は、楽しみにしている「鶴林寺」や「太龍寺」があります。果たして、順調にまわることができるのでしょうか。
3日目は、 18番から26番の9カ所でした。
◇駐輪スペースの情報をタイトルに入れています。
〇:コンクリート・舗装路 △:砂利・未舗装路 □:有料駐車場
※これは、2015年9月に私がバイクで巡礼したお遍路さんの記録です。
△18番札所 小松島市「恩山寺」
◇駐輪スペースは、砂利
くねくねのワインディングが続きました。
〇19番札所 小松島市「立江寺」
◇駐輪スペースは、コンクリート
〇20番札所 勝浦町「鶴林寺」
念願の鶴林寺に到着しました。空気が違い、本当に感動的な場所でした。山奥にある静かな寺院で、周囲にはほとんど音がなく、自分の心臓の鼓動がうるさく感じられるほどでした。古びた建物に目を奪われ、日本の美意識や精神性を感じました。
駐輪場から本堂まで歩くだけでも、私はゼーゼーと息が切れてしまいました。歩きお遍路さんの大変さが、より実感できました。私は、バイクで簡単に来れてしまうので、ちょっと申し訳ない気持ちになりました。
しかし、お遍路の方々には様々なスタイルがあることを知りました。バスツアーで巡る人もいれば、飛行機を利用して四国を一周する「飛行機お遍路さん」もいるそうです。歩けない方は誰かに頼むなど、心が大切であり、それぞれの方法で巡ることができるのだと感じました。
私もいつかは歩いて巡りたいと思っていますが、今回はバイクでの巡礼を楽しむことにしました。
ちなみに、鶴林寺ではクラウドファンディングが開催されているそうです。興味のある方はぜひチェックしてみてください↓↓
◇駐輪スペースは、コンクリート
バイクの写真が抜けていました。鶴林寺は駐車場から歩くということで、くつを履きかえてお参りしました。
〇21番札所 阿南市「太龍寺」
太龍寺さんは、ロープウェイを利用しました。
撮影許可をいただいて、ロープウェイ内の雰囲気をどうぞ♪
太龍寺への参拝を終え、ロープウェイで山を下りました。鶴林寺と同様、太龍寺もまた、再度ゆっくりと訪れたい素敵なお寺でした。
◇駐輪スペースは、コンクリート
道中、通行止めに遭遇し、迂回しながら目的地に辿り着くことができました。このような場面では、ナビゲーションシステムの存在に感謝せずにはいられませんね。
△22番札所 阿南市「平等寺」
◇駐輪スペースは、砂利
不安な足場の場所では、サイドスタンドの下に銅板でできたフタのようなものを敷くことで安心感が得られました。
〇23番札所 美波町「薬王寺」
◇駐輪スペースは、コンクリート
徳島県の23カ所のお寺巡りを終えたところで、次は高知県への巡礼が始まります。
昼食:道の駅 宍喰温泉
〇24番札所 室戸市「最御崎寺」
◇駐輪スペースは、コンクリート
“わお!”と声が出てしまうほど、素晴らしい景色に出会いました。車も好きですが、こんな晴れた日にはバイクがよく似合いますね。
一人で横浜から走ってきて、大雨の中をくねくねとした急坂のヘアピンカーブを乗り越え、失敗しながらもなんとか前に進んでいます。
道路も空いており、天気も良く、海岸沿いのツーリングは最高に気持ちが良かったです。
〇25番札所 室戸市「津照寺」
◇駐輪スペースは、コンクリート
時間はギリギリでしたが、次に訪れるお寺が近くにあるので、行ってみることにしました。
〇26番札所 室戸市「金剛頂寺」
◇駐輪スペースは、コンクリート
安芸市から土佐湾に沈む太陽を眺めながら
「精神的に強くなりたい」「目を閉じて眠ったように死にたい」「どうやったら、人のお役に立てるのか」
こんなメモが残されていていました。何か感じたのでしょうね。9年前の私よ。
宿泊所:「ホテルTAMAI」さん
ホテルではイベントが開催されていました。内容はよくわかりませんでしたが、飲食の場で喫煙が許されていて、驚きました。2015年とはいえ、東京ではさすがに分煙が普通でしたから。
疲れもあり、一杯飲んで部屋へ戻ると、あっという間に眠ってしまいました。
そうそう、この時はまだお酒を飲んでいたんですよね。そして、その年の12月16日、自分の誕生日を最後に、断酒に成功したのでした。