はじめに
「またぎって何ですか?」
またぎ=「狩猟を専業とする」ことがその定義とされ 東北地方・北海道で古い方法を用いて集団で狩猟を行う者を指す
(wiki調べ)
「ジビエって何ですか?」
ジビエ=狩猟によって、食材として捕獲された野生の鳥獣
(wiki調べ)
ジビエ料理だと、イノシシ鍋が有名ですが、熊って食べたことはありますか?そもそも、食べれる食材だったのですか?日本ではとても珍しく、秋篠宮ご一家がプライベートで訪れたという名店に潜入しましたので、ご紹介したいと思います。
店舗
世界遺産で有名な合掌つくりの里、「五箇山 菅沼合掌集落」より3.5km 車で約10分のところにあります。熊の看板と緑提灯が目印です。
またぎの店 味処 高千代 創業昭和58年4月
〒939-1967 富山県南砺市小原697-3
電話:0763-67-3118
営業時間:11:00~21:00
定休日:原則年中無休(要確認)
メニュー
メニューには、イノシシ、きじの文字が。これがジビエ料理かと思って良く見ると、ハクビシン鍋、うさぎ鍋の文字が!これはちょっと勇気がいります。
熊鍋
宣言通り熊鍋を頂きました!恐る恐る食べるととても美味!臭みは全然なく、すこし固めの触感と濃厚なうまみ。ご主人いわく「冬眠する唯一の食べれる肉ならではの味で他の肉とは全く違う」とのこと。
確かに美味しかったです!飲み干したくなるスープを我慢すると、おじやにしてくれます!テーブルに出されてから、膨らむまで待ってと、10分以上おあずけさせられてから食べるおじやは、最高でした!
まとめ
小柄ながら体力のありそうなご主事ひとりで切り盛りしていました。
わたしたちが入店すると2組のお客様がいて、1組は常連さん。1組は新規という感じでした。熊鍋を4つオーダーすると「昨日まで東京にいて、今日そんなにこまないと思ったから材料が足らなくなった」と、いきなり飛び出て車でどこかへいってしまい、30分後大きな白菜を二つかかえて戻ってきました。
さっきのお鍋はおいしかったのは、熊もですが、この採り立てやさいのおかげでもあるのですね。
そのあとも通りがかりのお友達さんがいらして。よくしゃべり、とても面白いご主人の人柄が、地元の方やお客さんに愛され続ける理由なのだと感じました。
また、近くには世界遺産、岐阜の高山、長野の木曽など、ツーリングには最適な場所です。(おすすめコースは別にご紹介します) 皇族にも知られる名店。話のタネに一度訪れてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、私は紀子様と同じお席に座らせて頂きました!!