モトサガさんのツーリングにお邪魔したときのこと。GSが間に合わず、整備とタイヤ交換を終えたばかりのXRで参加しました。
転倒の状況
ガラガラのワインディングをゆっくりペースで流していたときのこと。なんの変哲もない超普通の右カーブでドシャーン。ちょっと、左側に寄りすぎていて、うねりのある砂利の上に乗って、無意識にブレーキをかけたようで、スコーン。
BMWのプロテクターとウエアのおかげで無傷、といいたいところですが、写真を撮りたくてグローブをはずしていたために手をちょっとすりむいてしまいました。
バイクの故障個所
- 右アームガード割れ
- 右レバー折れ
- 右ミラー折れ
- 右フットペダルが変な向き
- ヘッドライトの向きが変
緊急時の対応法
まずは、後続車が上級者だっため巻き込まれずによけていただけました、ホッ。そのあとが自分でも驚き。倒れたバイクを起こすこともせずボーッとしちゃいました。ダッセダッセー。
そんなわたしの様子を気にしながらも冷静に”まーしゃさん、ブレーキ持ってせ~の~”とバイクを起こしてくださったサトヨコさん。先を走る店長と電話でやりとりしながら、ずっと付き添ってくださいました。すりむいたところの流血を見てタオルをササっと差し出してくださったHさん、めっちゃありがたくうれしかった~。自分のバイクから工具を取り出しミラーやペダルをサクッと補修、エンジン始動の確認をテキパキとしてくださったりひと先生、めっちゃかっこいいー!
みなさまに助けていただき、ライダーもバイクも自走可能になりました。
転倒しても図々しく
やってしまった恥ずかしさと、ご迷惑をかけてしまった申し訳けなさと、へたくそすぎた情けなさがいりまじり、すみませんという言葉しか出てこない自分、とにかくひどい。その場からすぐにでも逃げ出したいと離脱宣言しました。するとサトヨコさんに”ケガが大丈夫ならランチまでいかがですか?”と誘っていただき、”せっかくですし行きたいですね~”なんていいながら、ランチまでホイホイついていきました。
自分が転倒するとすんごい気にするんですが、人がコケてもケガさえなければいっか~って、全然気にならないですよね。ということで、図々しくおいしくランチをいただくのでした(ザ・ポジティブ!)。
ただ帰りがけにもう一度コケるのは申し訳ないとランチをいただいて離脱、忘れられないツーリングになりました。ご迷惑をおかけしながらも、誰一人イラっとする素振り見せずに心配してくださった参加者のみなさま、本当にありがとうございました(ビーマーは紳士淑女説、ここでも成立)。
振り返り
一番は慢心。転倒するなんて夢にも思っていなかった(バカかー)。しかも、XRでのワインディングは2回目。タイヤ交換したばかりはいいにしてもはじめての半ブロックタイヤ。睡眠不足とか興奮状態とか言い訳はたくさんありますが、単純にスキル不足でした。トホホ。
ただこの転倒は、GSでこけたらこんなんじゃすまないぞーというお告げかと。旅する前も転倒したんですが、そのおかげで旅中は立ちごけ以外事故や転倒はありませんでした。今回も、これから訪れるマンモスバイクに向けて活を入れられたんだと思います。
練習あるのみ! ということで、早速ネモケンさんの本でイメージトレーニング。怖がりだからうまくなっちゃうじゃないの~、ウッシッシ(勘違いヤローメー)。